【活動レポート】習志野市高齢者支援課主催『転倒予防体操推進員研修会』に講師参加しました

【日時/場所】

5/12(水)@習志野市役所新庁舎3F大会議室

【参加人数】

76人(転倒予防推進委員のみなさん)

【活動内容】

5月12日(金)、習志野市健康福祉部高齢者支援課が主催する「転倒予防体操推進員研修会」でオービックシーガルズの栗田謙人アシスタントトレーナーが講義をさせていただきました。

会場は、竣工間もない習志野市役所新庁舎3F大会議室で行いました。
広く開放感のある大きな窓から光が差し込み、景色も良く、気持ち良い時間を過ごすことができました。


(講義開始と同時にいきなり前屈。その意図とは?)


(体のメカニズムの話をユーモアを交えて丁寧に伝えました)

当日は、身体の構造と怪我が起こるメカニズムを「てんとうむし体操」の内容に照らし合わせて説明したり、てんとうむし体操では補えない動作の紹介、熱中症の話など、参加者の皆さんにはハードな実技も体感してもらう約1時間の講義を行いました。この日参加した76名の推進員のみなさんは時には悲鳴をあげつつ、栗田トレーナーの冗談には笑顔を見せて、積極的に講義・実技に取り組まれていました。


(肩甲骨の働きについて実技で体感)


(あと20分続けます!と栗田トレーナーが言うと悲鳴が・・)


(自らの体を使って熱血講師する栗田トレーナー)

栗田トレーナーの感想

今回は、「関節の役割」について重点的に話をさせていただきました。
人間の身体の関節には動かすべき関節と安定させるべき関節があります。それらの関節の役割が逆転していくと、腰痛や膝の痛みといった慢性的な怪我をはじめとした、傷害を引き起こします。
今回の転倒予防推進委員の方々は、言わずともその役割通りの動きを実践されていましたので、後はその動きをいかに日常動作に落とし込むか、について実技を交えてお伝えしました。
そして大切なのは変化を楽しむこと。「だんだん股関節が使えるようになってきた!」「なんとなくわかってきた!」といった発見が、自分の身体への関心に変わっていきますので、ちょっとした変化にも敏感になっていってくださいね!


(質疑応答ではアメフトに関する質問も飛び出しました)

今回は、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。

「てんとうむし(転倒無視)体操」とは。
習志野市には、「てんとうむし(転倒無視)体操」という、転びにくい身体づくりのために考案された、習志野市オリジナルの音楽付きの体操があります。転倒予防体操推進員(市民ボランティア)を中心に、約100名の推進員が身近な地域で広めています。

「てんとうむし(転倒無視)体操」詳しくは→こちら

てんとうむし体操リーフレット(椅子・畳・立位編)


転倒予防体操推進員さんのユニフォーム!!